稼げる日本語教師になろう!

日本語教師では食べていけない?そんなことありません。 アルバイトをしなくても自分を養える、そんな日本語教師を目指します。

カテゴリ: 日本語教師のスキルアップ

日本語教師のみなさん、こんにちは。
2013年のこの夏、ここ数年の日本語教師の減少とベトナムからの留学生の激増で、関東地区の日本語学校はどこも教師が足りない状態です。
養成講座の状況はわかりかねるのですが、修了者がいないというわけではないでしょう。
それにもかかわらず、どこの学校も10月からの更なる学生増加に対応できる人材確保に躍起になっているようです。

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欲しいのは、即戦力になる人材です。
「即戦力になる」というのは、授業が一人でできるということではありません。
どのような教師が求められているか、まとめてみましょう。

1.どのレベルでもできる
初級しかしたことがないとか、『みんなの日本語』と『中級から学ぶ』しか使ったことがないとかだと、働ける範囲が少なくなります。
新しい教科書、問題集はたくさん出ていますが、チェックしていますか。
上級の読解の進め方は身に付いていますか。

2.クラス担任ができる
実はクラス担任をしたことがない日本語教師は思っているより多いです。
学校によってすることは違いますが、カリキュラムを作ることができるといいですね。
学生の様子を同じチームの先生方と共有し、適切な指導をしていくことが求められると思います。

3.進学指導ができる
たとえば大学院に行きたいと言っている学生に、指導ができますか。
いつ、どうやって大学院にコンタクトをとればいいのか。
専門学校でも「オープンキャンパスに来た学生のみ出願可」というところもあります。
気付いた時には遅いということにならないよう、教師の側も情報収集が必要です。

学校が必要だと思える人材には、民間日本語学校といえどある程度の時給を出します。
今が、転職が給料アップに繋がる、いい機会かもしれません。


 

8月6日、7日は「日本語学校研究大会」ですね。
民間の日本語学校に勤務されている方は参加なさっているでしょうか。
様々な学校の取り組みの発表があり、非常に興味深い大会です。

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この大会に限らず、夏休み期間のこの時期には様々な勉強会が開かれています。
勉強会に参加することの意義は次の二つ。
1.新しい教え方を学ぶことができる
2.人脈を広げられる

いろいろな場所に顔を出し、自分ができることをアピールしておくことは、フリーランスで仕事をしているどんな職業の人でも必要なのではないでしょうか。
特に、一ヶ所のみで長く勤務している人は、その学校のやり方はそつなくできるかもしれませんけれど、
万が一、失業した時に路頭に迷います。
そういう日本語教師を多く見てきたから言うのです。

私の知り合いは、独身・一人暮らし・女性ですが、普通に生活できる収入を得ている非常勤講師です。
「真面目にきちんと仕事をしていると、就活しなくても、仕事のほうからやってくる」と言っていました。
あの人ならできそうだと、声をかけてくれる。
そんな人脈が、みなさんにはありますか。 

今、多くの日本語学校で通常の授業とは別に行っているのが、受験対策です。
EJUの科目に加え、TOEIC・TOEFL対策や小論文対策。
日本語学校で働いている日本語教師の皆さん、小論文対策はきちんとできていますか。

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小論文は作文ではないので、通常の日本語のクラスではカバーしきれないのですよね。
大学によっては日本人とほぼ同じ内容です。
ですから、高校生が手にする小論文の参考書での勉強が必要です。

おすすめはこちら
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外国人の入試は日本人とは違うからと言う日本語教師の方々がいらっしゃいますが、その方々は本当に問題を見たことがあるのでしょうか。
大学に行けばもらえる入試問題を、取り寄せることすらしていないのではないでしょうか。
例えば「日本語」と受験科目にあっても、日本語能力試験タイプの試験の大学もありますが、高校現代文タイプの大学もあります。多くの大学が現役高校生を対象とした特別選抜入試とほぼ同時期に試験を行うのですから、試験問題も似たようなものになることがあるということです。

外国人は大学に簡単に入れる?
いえ、募集若干名のところに何十人も願書を出すのです。
日本語がそこそこできるのになかなか合格通知がもらえず、年明けの二次募集、三次募集でやっと決まったような人が、みなさんの学校にもいるはずです。
EJUで同じような点数を取った人達が集まって、試験を受けるのですから、数点の差で落ちてしまいます。
そして、入学試験は日本語能力試験ではありません。大学によって傾向が違うのですから。
昨年、過去問を取り寄せなかったのでしたら、ぜひ今年は取り寄せて研究してください。

数年前、私の教えた人に東京外語大を受験した人がいました。入試に日本史と現代文が必要だったため、過去問と高校生の使う大学入試問題集で勉強しました。12月の日本語能力試験は受けませんでした。7月の試験でN1に合格していたし、その後の時間は全て入試対策に使っていたからです。そして、無事、合格できました。

簡単に入れる大学は日本人のいないような大学です。
そんなところに、担当している学生を送り込んでいいのですか。
解散が決まった創造学園大学は、ほとんどが中国人留学生でした。
日本語教師は、時に学習者の人生を変えてしまうことをしているのです。

有名私立は6月のEJUの結果を待って、すぐに願書受付が始まります。
大学入学を希望している学生には、精いっぱい受験勉強をさせてください。日本語能力試験の勉強は必要ありません。
学生たちがいい大学に入れるように手助けできるのは、日本語学校の日本語教師です。

そして、これからも日本語学校で働きたいのでしたら、きちんと進学指導ができるような日本語教師になりましょう。
 

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