稼げる日本語教師になろう!

日本語教師では食べていけない?そんなことありません。 アルバイトをしなくても自分を養える、そんな日本語教師を目指します。

事業所得について、前回お話ししましたが、どことも契約していないから報酬なんてないという方もいらっしゃると思います。
もしそうでしたら、昨年の税金についてはきっぱりあきらめましょう。
でも、今年はチャレンジする価値がありますよ。

ある程度外国人が住んでいる地域には、ビジネスパーソンを対象とした日本語教育を取り扱っている企業(留学生のいる日本語学校ではありません)というものがあります。
また、財団法人やNGO・NPOも時々日本語教師を募集しています。
そういったところは、たいてい「報酬」扱いですので、関係する経費を全て計上できます
(しかも、知っている限り時給は日本語学校よりもいいです。)
経費の中には、授業で使うテキスト代、新しい教え方や日本という世界を学ぶために必要な書籍やセミナーなどの情報収集に要したお金、仕事の可能性を広げるために必要な人との会食代なども入れることができます。

ここから先は、日本語教師に限らず、フリーランスの確定申告に必要な知識です。

経費として計上するには、原則として
(1)仕事のために必要だった
(2)領収書がある
ことが必要です。

仕事のために使うことがはっきりしているのであれば、雑誌代だってドレス代だって入るんです。
毎月のケータイ使用料だって、(全額は無理ですが)経費にできます。
領収書がもらえない新年会参加費などは、出金伝票というものに記入しておけば大丈夫です。出金伝票は100均でも売っていますし、フォーマットだけならPCで検索すればたくさん出てきますので、数枚でしたら印刷しましょう。
交際費は個人事業主でしたら、上限がありません。取引先(つまり仕事をもらっている先)への手土産なども経費になります。旅行した時のおみやげとかもですね。

詳しいページがないかと探してみたら、ありました。
経費のコツ|フリーランスおたすけネット

これらの経費、もちろん細々と自分の生徒さんがいてプライベートレッスンをしているという方ももちろん落とせます。
この場合、生徒さんからの収入は所得税を源泉徴収されていないので、あまり多いと税金を支払うことになるのですが…。



同じ講師の仕事をしていても、「給料」としてお金をもらう場合と、「報酬」としてお金をもらう場合があります。
仕事をした先から受け取った源泉徴収票を確認してみてください。
「種別」のところに「報酬」と書かれていることがあります。

もしくは、源泉徴収票を受け取ったら、「支払調書」というものだったら、それに該当します。

この場合、「事業所得」もしくは「雑所得」という扱いになります。
継続して仕事をしているのでしたら、いい機会です。「開業届」を最寄りの税務署に出してしまいましょう。
「報酬」は10%の所得税が源泉徴収されていますが、ほとんど取り戻すことも可能です。

この「報酬」というもの、講師をしている者にとってはとてもうれしいのです。
なぜなら、経費が落とせるから。
仕事のためにかかったお金が全て「経費」です。
授業で使う「テキスト代」や「「コピー代」
移動のための「交通費」
自己研鑽のために参加した「研修料金」
学習者を案内するのに下調べした「博物館の入場料」
同僚やエージェントとの打ち合わせに要した「お茶代」「食事代」
家でハンドアウトを作成するために購入した「PCのインク代」なんなら「PC代」も…。
学校なら「卒業式に参加するのに要した着物着付け代」なんてのも経費で落とせそうです。
自宅で作業することが多いのでしたら、家賃の一部も経費になります。

これらを「報酬」から差し引いたものが「収入」です。

経費で落とすなんてむずがしそう?
いえいえ、とりあえず領収書かレシートがあればOKです。
Evcelで入力していくのが簡単ですが、個人事業なら銀行からもらってきた袋にただ入れておいて手計算してもなんの問題もありません。
青色申告をお勧めする人もいますが、どうせそれほど収入は多くありません。
白色申告で大丈夫です。
できるだけ楽な方法を探ってみましょう。

参考:確定申告が分かる快感を、誰にでも。「フリーランスのための確定申告講座」レポート


もし個人で生徒さんを持っていて、税務署に黙っていてもわからないような収入がある方も、
ぜひ、確定申告をすることをお勧めします。
収入-経費=ゼロ ってこともありえますから。

昨年のレシートなんてないという方は、今年は領収書集めをしてみましょうね。

ちなみに、凡人社さんがイベントに出展していて「本日10%引き」なんてときに購入したテキスト。
売っていた方にお願いしたら、きちんと領収書をくださいました。
ありがとう、凡人社さん。



非常勤で働いている方は、もちろんなさっていますよね。
確定申告。
今年は2月18日から3月15日までです。
ご存じない方もいらっしゃるようですが、還付申告、つまり追加で税金を払うのでなければ、今しても大丈夫ですよ。
期日前でも受け付けております。
国税局のサイトに行くと、自分で計算することなく作成できます。
簡単です。
e-Taxなんて必要ありませ(以下省略…

確定申告が必要な方は、
  • 給与の年間収入金額が2,000万円を超える方
  • 給与を1か所から受けていて、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)の合計額が20万円を超える方
  • 給与を2か所以上から受けていて、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)との合計額が20万円を超える方
    給与所得の収入金額から、所得控除の合計額(雑損控除、医療費控除、寄附金控除及び基礎控除を除く)を差し引いた金額が150万円以下で、更に各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)の合計額が20万円以下の方は、申告は不要です。
  • 同族会社の役員やその親族などで、その同族会社から給与のほかに、貸付金の利子や資産の賃貸料などを受け取っている方
  • 災害減免法により源泉徴収税額の徴収猶予や還付を受けた方
となっています。
つまり、
「昨年勤務していたのは1か所だけど、自分ひとりでプライベートレッスンをしていた」とか、
「非常勤で2か所以上で働いていて、どちらも給与としてもらっていた」とか、
「2か所以上で働いていて、給与と報酬があった」とか、
「がっつりもうかってた」ような方です。
 
全ての勤務先から、源泉徴収票を受け取っていますか。
遅くとも今月中には、準備する必要があります。
それから、生命保険や年金保険の支払いの証明書
昨年1年間に自分で国民年金や国民健康保険料を払っていたら、その金額も出しておいてください。
これは控除対象です。
ほかには、日赤やユニセフなどへの寄付金なども控除対象になります。

さあ、準備を始めましょう。

文中に出てきた「報酬」については、次回。

フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第7版

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